【ピン】i240アイアン 易しい顔でバランスの良さがウリ

この記事ではピンの人気アイアンシリーズであるi240を特集しています。

i230アイアンの後継機となっており、初心者・中級者ゴルファーにおすすめのアイアン。

値段は少し高めになっていますが、買って後悔しないスペックに仕上がっています。




i240アイアンの特徴

新しいi240はブループリントSとG440アイアンの中間に位置するバランスの良いアイアンです。

程よい飛距離性能と寛容性、スピン性能や操作性を兼ね備えたモデルとなっています。

前作のi230はどちらかと言えば、ブループリントSアイアンに寄ったスペックになっており、正直「立ち位置が中途半端」だった印象があります。

ブループリントアイアンに似たスペックだったため、i230をチョイスすることを悩んだゴルファーも多かったのではないでしょうか。

より易しくなったアイアン

今作のi240は前作のi230に比べて約3%低重心化。

また、ヘッド全体のサイズを変えることなく、慣性モーメントを約4%もアップ。

サイズを変えずに慣性モーメントがアップしたのは、バックフェースのバッジ部分にカーボン素材を活用したことで実現できたそうです。

アイアンの見た目にもこだわりたい初心者・中級者に易しいキャビティアイアンになっています。

スコアラインを減らして安心感がアップ

前作のi230ではスコアラインが7番アイアンで18本あったのですが、i240アイアンではこれを13本に減らしています。

スコアラインの数が減った方がフェース面が大きく見える効果があり、構えた時の安心が増すようになっています。

慣性モーメントが大きくミスヒットに強いアイアンですが、視覚的な安心感によりゴルファーのメンタルに良い影響を与えてくれますね。

i240アイアンの試打評価

i240アイアンを試打した感想をまとめました。

  • ステンレスながらマイルドな打感
  • 打点のズレに強く、そこそこ飛ぶ
  • ほどよく捕まってフェードが打ちやすい
  • モーダス110との組み合わせがおすすめ

i240アイアンはキャビティ構造ですが、キャビティ内部にエラストマーを充填することでマイルドな打感に仕上がっています。

また、重量配分の最適化によって慣性モーメントがアップしており、打点のズレにはめっぽう強くなっています。

飛距離と高さのバランスも良く、入射がスイープに入る人でも効率よく打つことができます。

最近導入されたモーダス110シャフトと組み合わせるお客様が多く、重量さえクリアするなら試してほしい組み合わせです。

それ以外ではピンの独自カーボンシャフトであるピンツアークロームなどもおすすめです。

i240アイアンのスペック

i240
参考価格 120,000円~(クーポン、ポイント)
発売日 2025/9/4
定価 5本セット170,500円  単品34,100円
番手構成 3~9番、PW,UW
基本セット 6~9番、PW
7番ロフト 31.5°
7番ライ角 62.0°
7番長さ 37インチ
7番重量 約410(AWT 3.0 LITE・S)
バランス D1