
この記事では三菱ケミカルより発売されている人気のディアマナシリーズを特集しています。
最新のディアマナRBに加え、BBやWBもあわせて解説しています。
最後までご覧いただき、自分に合うシャフトを見つけましょう。
ディアマナとは?
三菱ケミカルのシャフトは材料の開発から成型まで一貫して管理されています。
素材の段階からこだわって作られたシャフトはツアープロやアマチュアゴルファーから高い支持を得ています。
その中でもディアマナシリーズはアスリート向けのシャフトとして人気があります。
同じ三菱ケミカルのテンセイシリーズに比べると、全体的にハリ感があり、ヘッドスピードがある人やしっかり叩きたい人向けのシャフトです。
今作のRBシリーズはディアマナの6代目にあたります。
シャフト先端側のねじれ量を最適化することにより、効率的にエネルギー伝達を可能に。
最近の高MOIヘッドに対応したシャフトになっており、当たり負けしない強いインパクトで飛ばせます。
ディアマナシリーズの試打評価
ディアマナRB/BB/WBをQi35コアモデルに装着して試打を行いました。
結論から言うと、それぞれ個性があるので選ぶ際に注意が必要です。
BB及びWBは手元側の粘りを感じられ、変に引っかからない振りやすさがあります。
ドローヒッターに扱いやすいシャフトであり、特にBBは純正シャフトで物足りない人におすすめです。
トルクが低めなので硬さは感じますが、球が上がりにくいという印象はありません。
一方、RBはキックポイントが中調子という表記ですが、実際は先中調子に近い挙動をします。
手元側の剛性が高く、弾き感がかなり強めです。
球もそこそこ捕まり、弾道も高めに出るのでQi35シリーズと非常に相性がいい組み合わせだと言えます。
ちなみに先端の剛性を下げたらしいのですが、当たり負けしてボール初速が落ちる感じはなかったです。
ディアマナが合う人
ヘッドを走らせつつ、最大飛距離を狙いたい人はディアマナRBがおすすめです。
先調子系でもう少し手元の柔らかさが欲しい人はツアーADのGCやスピーダーNXバイオレットなどが選択肢に入ります。
ディアマナBBやWBは手元の柔らかさを感じつつ、しっかり振っていきたい人向けのシャフトです。
トルクの違いがあるので、ヘッドスピードが速い人はWBの方がおすすめ。
また、WBはダブルキックポイントのような動き方をするシャフトで、意外と高さが出しやすいです。
フジクラのベンタス系に比べるとわりと捕まる方なので、チーピンやひっかけを抑えたい人はベンタスブルー・ブラックを試してみましょう。
ちなみにアイアンシャフトにモーダス105/115/125を使っている人は、ディアマナシリーズのシャフトが合う傾向があります。
(あくまでフィッティングでの経験則ですが)
口コミまとめ
ディアマナシリーズの口コミをまとめました。
参考サイトはこちら
マイキャディ
ディアマナRB
発売から期間が短いのでレビュー数が少なかったです。
ディアマナBB
- 飛ばせるシャフトではないが安定感がある
- クセはないけど、ハリ感がある
- ドロー・フェードとも打ちやすい
- 高MOIヘッドと合いやすい
ディアマナWB
- Qi35のヘッドに合う
- マッドなヘッドに合うデザイン
- 飛距離より安定感重視のシャフト
- クセが強め
ディアマナスペックまとめ
ディアマナBB
ディアマナBB | |
---|---|
定価 | 44,000円 |
発売日 | 2024年9月6日 |
参考価格 | 26,000円~ |
シャフト重量 | 43.5~49g,50~56g,60~62g,70~72g,80~81g |
フレックス | R2,R,SR,S,X,TX |
トルク | 5.1/4.9/3.2/2.9/2.8 |
キックポイント | 中元 |
ディアマナRB
ディアマナRB | |
---|---|
定価 | 44,000円 |
発売日 | 2025年2月7日 |
参考価格 | 26,000円~ |
シャフト重量 | 43.5~49g,50~55g,59.5~65g,73.5~75g,82~84.5g |
フレックス | R2,R,SR,S,X,TX |
トルク | 5.4/4.3/3.2/2.8/2.5 |
キックポイント | 中 |
ディアマナWB
ディアマナWB | |
---|---|
定価 | 44,000円 |
発売日 | 2024年1月26日 |
参考価格 | 26,000円~ |
シャフト重量 | 43~48.5g,52~58g,60~65g,70~73g,80~83.5g |
フレックス | R2,R,SR,S,X,TX |
トルク | 5.4/4.6/3.1/2.9/2.7 |
キックポイント | 元 |