この記事ではドライバー・ウッド向けシャフトであるアッタスキングの評価・レビューをまとめています。
USTマミヤ製のシャフトであり、走りやすいタイプのシャフトです。
13代目ということもあり、トランプのKINGから名前をとっています。
ご購入を検討される際の参考にしてください。
アッタスキングシャフトの特徴

アッタスキングはシャフトの中間部から手元部にかけて4軸カーボンを採用しています。
4軸カーボンは”元に戻ろうとする力”が非常に強いため、スイング時のしなり戻りによる加速が大きく向上しています。
キックポイントは先調子となり、アッタスシリーズでは初めてのモデル。
先調子でかつ、しなり戻りが強いシャフトですので、球のつかまりや上げやすさ点で優れているシャフトになります。
また、走り系のシャフトは自動的にヘッドが加速するのがメリットですが、一方でヘッドが暴れてしまうというデメリットもあります。
アッタスキングでは”トレカ®M40X”という高弾性・高強度素材を採用することにより、インパクト時にヘッドがブレにくい当たり負けないシャフトに仕上げています。
アッタスキングのスペック

フレックスはR~X、重量は40~70g台となっています。
ただし、4Sや4Xは50gを超えるので注意が必要です。
カスタムシャフトにしてはトルクが大きめ。
純正シャフトと同じような硬さで振れますね。
| モデル名 | フレックス | 長さ | 重量 | Tip径 | Butt 径 | トルク | キックポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 | R | 1168mm/46インチ | 48g | 8.5mm | 15.25mm | 5.7deg. | 先調子 |
| 4 | SR | 1168mm/46インチ | 49g | 8.5mm | 15.30mm | 5.4deg. | 先調子 |
| 4 | S | 1168mm/46インチ | 50g | 8.5mm | 15.35mm | 5.4deg. | 先調子 |
| 4 | X | 1168mm/46インチ | 53g | 8.5mm | 15.40mm | 5.4deg. | 先調子 |
| 5 | R | 1168mm/46インチ | 56g | 8.5mm | 15.30mm | 4.3deg. | 先調子 |
| 5 | SR | 1168mm/46インチ | 57g | 8.5mm | 15.30mm | 4.3deg. | 先調子 |
| 5 | S | 1168mm/46インチ | 58g | 8.5mm | 15.35mm | 4.3deg. | 先調子 |
| 5 | SX | 1168mm/46インチ | 59g | 8.5mm | 15.40mm | 4.2deg. | 先調子 |
| 5 | X | 1168mm/46インチ | 61g | 8.5mm | 15.45mm | 4.2deg. | 先調子 |
| 6 | SR | 1168mm/46インチ | 65g | 8.5mm | 15.30mm | 3.6deg. | 先調子 |
| 6 | S | 1168mm/46インチ | 66g | 8.5mm | 15.35mm | 3.5deg. | 先調子 |
| 6 | SX | 1168mm/46インチ | 67g | 8.5mm | 15.35mm | 3.5deg. | 先調子 |
| 6 | X | 1168mm/46インチ | 69g | 8.5mm | 15.40mm | 3.5deg. | 先調子 |
| 7 | S | 1168mm/46インチ | 73g | 8.5mm | 15.30mm | 3.5deg. | 先調子 |
| 7 | X | 1168mm/46インチ | 76g | 8.5mm | 15.35mm | 3.5deg. | 先調子 |
その他、詳細は公式サイトをチェック
アッタスキングシャフトの評価まとめ
ここからはアッタスキングの評価やレビューをまとめています。
飛距離性能

アッタスキングの飛距離性能はかなり高い印象です。
特にドライバーのスライスが多い人は一度試してみるのがおすすめです。
ユーザーにも純正シャフトから切り替えた人が多数おり、ドライバーの飛距離が10ヤード近く伸びた人もいます。
ただし、自分が頑張って最大飛距離を狙うことには不向きなシャフトです。
省エネでそこそこ飛距離を狙える楽なシャフトと言えますが、逆にマン振りすると球が右や左に散ったりするリスクが生まれます。
方向性

方向性に関しては先調子系のシャフトなので捕まりがいいです。
ヘッドとの組み合わせにもよりますが、高慣性モーメントタイプよりは小振りなヘッドの方がおすすめ。
もともとドローヒッターの場合はフック回転が強くなってチーピンなどのミスが増えますので注意しましょう。
また、しなり戻りが強いシャフトですが、ヘッドの挙動が安定しており、方向性が良くなったという意見も結構ありました。
軽く振っても結構飛んでくれますので、ライン出しで安定させるという方法もあるようですね。
アッタスキングと相性のいいヘッド

アッタスキングは捕まる系のシャフトなんですが、意外と捕まる系のヘッドに合わせている人も多かったです。
ヘッドスピードが速い人は”捕まらないヘッドと合わせた方がいい”のですが、ヘッドスピードがそこまで速くない人は捕まるヘッドでも合う可能性が高いです。
実際に組みあせていたヘッドには
- ノーマルステルス
- SIM2 MAX
- SIM MAX
- EPIC SPEED
- EPIC MAX
- ローグST MAX
- G430 MAX
- G425 MAX
などがありました。
シャフトスペックの決め方

アッタスキングはスペック的にモデルの数字と重量が少しズレています。
そのため、重量は1つ軽めにすることをおすすめします。
また、フレックスも1つ硬めにした方が感覚的に合いやすいです。
レビューで紹介されていた具体的な数値としては
- ヘッドスピード40m/s・・・4X
- ヘッドスピード45m/s・・・5SX
となりますので、参考にしてください。
〇参考ページ
まとめ
これまでアッタスキングの評価やレビューまとめを紹介してきました。
アッタスキングは全体的に評判がよく、先調子が苦手な人にも試してほしいシャフトになっています。
〇アッタスキング

| attas king | |
|---|---|
| 最低価格 | 22,950円 |
| 発売日 | 2021/11/18 |
| 定価 | 44,000円 税込 |
| フレックス | R~X |
| 重量 | 48~76g |
| トルク | 3.5~5.7deg |
| キックポイント | 先調子 |




