【セルフスタンドバッグ】誰にも迷惑をかけない置き方や使い方のマナー

「サブバッグは便利だけど、カートに乗るとき邪魔になるんだよな～」
「セルフスタンドバッグってほんとに便利なのかな？」

セルフスタンドバッグは通常のキャディバッグより小さく、数本のゴルフクラブを持ち運ぶのにとても便利。

次のショットで必要になるであろう番手を複数本用意することができるので、使い勝手が非常に良いです。

特に「番手間違いによるカートへの往復」を減らすことができるのが非常大きいです。

時間ロスがかなり減り、スロープレーの改善になります。

慣れていない初心者ゴルファーには心強い味方になってくれます。

そんな便利なセルフスタンドバッグですが、使い方を間違えると周りのゴルファーやゴルフ場に迷惑をかけることがあります。

本人が自覚せずにやっている場合もあり、ぜひ注意してほしいです。

この記事ではセルフスタンドバッグのメリットやデメリット、そして誰にも迷惑をかけない賢い使い方をご紹介しています。

最後まで読んでいただければセルフスタンドバッグを使いこなせるスマートなゴルファーになれますよ。

セルフスタンドバッグのメリット・デメリット

まずはセルフスタンドバックのメリット・デメリットを解説していきます。

ラウンド時にキャディさん同伴であれば、セルフスタンドバックは必要ありません。

自分が何もしなくてもショット時に必要な番手を自分のところに持ってきてくれるためです。

しかし、キャディ同伴は費用がかかるため、今ではセルフプレーの方が主流です。

すべて自分で用意する必要があるのです。

セルフスタンドバッグのメリット

セルフスタンドバッグのメリットは先ほども紹介しましたが、ゴルフクラブを数本持ち運びながら移動できることです。

これによって、カートを往復する手間が無くなります。

また、それ以外にも

• 雨のラウンドでクラブが濡れにくくなる
• クラブの置き忘れを防止できる
• ボールやグローブ、計測器を収納できる

といったメリットもあります。

グリーン周りではアプローチで使うウェッジやパターなどを持ち運ぶのに便利ですし、ウェッジの置き忘れなどのリスクを減らすことができます。

また、バッグによってはカバーがついているタイプのものもあり、雨が降ったときにクラブが濡れるのを防げます。

セルフスタンドバッグのデメリット

スロープレーの改善などたくさんのメリットがあるセルフスタンドバッグですが、いくつかデメリットもあります。

それは

• ラウンド時の手荷物が増える
• 費用が掛かる
• 使用できないゴルフ場がある

という点です。

キャディバッグにプラスしてセルフスタンドバッグを持っていくので、移動時の荷物が増えることになります。

車から降ろすときに意外とストレスになります。

最近ではトラブル防止の観点から、セルフスタンドバッグを自分で移動しなければいけないゴルフ場が増えています。

また、ゴルフ場によってはサブバック自体使用禁止にしているところもあります。

さらにキャディーバッグとは別にセルフスタンドバッグを購入するので費用が掛かってしまいます。

キャディバッグほど高額ではありませんが、モノによっては１万円を超えるものもあります。

セルフスタンドバッグのマナーや使い方

ここからはセルフスタンドバッグのマナーや使い方を解説しています。

非常に便利なアイテムですが、ちゃんと使わないと周りのプレイヤーやゴルフ場に大きな迷惑をかけてしまいます。

そんな害悪プレイヤーにならないようにしっかり使い方をマスターしましょう。

ネームプレートを付ける

当たり前ですが、セルフスタンドバッグを使うときはちゃんとネームプレートを付けておきましょう。

自分以外の人が見ても、誰の持ち物かわかるようにすることがゴルフのマナーです。

ゴルフ場で働いているキャディさんやスタッフさんが一番困るのが誰の持ち物か名前がわからないことです。

キャディさんやスタッフさんに迷惑をかけないよう、しっかり自分の名前がわかるようにしましょう。

ネームプレートに関してはこちらの記事を参考にしてください。

ゴルフネームプレートおすすめ20選～マナーを守ってバッグをカッコよく～

セルフスタンドバッグのマナー違反

セルフスタンドバッグを使う上で一番大きな問題となっているのが置き場所の問題です。

周りを気にせずテキトーに置いておくと、同伴プレイヤーに嫌われて「ゴルフに誘ってもらえなくなる」ので十分注意しましょう。

置き場所の悪い例としては

この画像のように、カートについてるかごに引っ掛ける行為です。

かごの破損やカートが細い道を通るときに邪魔になりますし、下手をすると自分のクラブが傷つく恐れもあります。

また、

このように後部座席に置く人もよく見かけますが、座るときにめちゃくちゃ邪魔になりますので、ここには置かないようにしましょう。

特に４人や５人でラウンドしている時に「こんなことをされるとイライラします」からね。

おすすめの使い方

じゃあ、セルフスタンドバッグをどこに置けばいいんだって話なんですが、それをこれから紹介します。

正直、私以外にやっている人をあまり見たことないのですが、この記事をきっかけに広まってくれると嬉しいですね。

ちょっとわかりにくいですが、カートの後ろに積んである「自分のキャディバッグの空いたスペース」にセルフスタンドバッグをひっかけます。

セルフスタンドバッグに数本クラブを入れると、キャディバッグ側にスペースができますので、そのスペースを利用します。

基本的にキャディバッグは斜めに設置されていますので、セルフスタンドバッグの取っ手で綺麗に引っかかります。

こうすることで、>誰の邪魔にもならずにセルフスタンドバッグを置くことができます。

ただし、唯一の弱点がありまして、それは「クラブを洗うための桶から水が飛んでくる」ことです。

カートが動いたときの振動などで桶から水が跳ねたりするのですが、それがたまにスタンドバッグにかかったりします。

それさえなければ完璧な置き場所なんですが、そこはまあ仕方ないと思ってください。

おすすめのセルフスタンドバッグも紹介しています

これまでセルフスタンドバッグのマナーや使い方を紹介してきました。

特にこれからゴルフデビューする人やゴルフ初心者の場合は使う機会が多くなると思いますので、しっかり予習しておきましょう。

使いこなすことができれば、セルフスタンドバッグは打ちぱなっしなどの練習に行くときも荷物が軽くなってほんとに便利です。

ちなみにFOLGではおすすめのセルフスタンドバッグを紹介しています。

選び方のポイントなども解説していますので、ぜひご覧になってくださいね。