
この記事ではグラファイトデザインより発売されているツアーAD GCシャフトの特集をしています。
ツアーAD GCは石川遼選手がドライバーで使っていることでも有名です。
非常に使いやすいシャフトですので、この機会にしっかり内容をチェックしましょう。
ツアーAD GCシャフトの特徴
ツアーAD GCはグラファイトデザインでの「ニュートラルシャフト」という位置づけです。
フジクラのスピーダーNXバイオレットとコンセプトが似ておりますが、こちらの方がしっかり叩けるシャフトになっています。
シャフトセンターの剛性が一番低く、先と手元の剛性が上がっていく中調子シャフト。
先が硬いので最近の高慣性モーメントヘッドでも当たり負けせず、しっかりボール初速を上げることができます。
各ドライバーメーカーの純正シャフトが物足りないという人にまず試していただきたいシャフトですね。
変な捕まりを抑えたり、バックスピン量を減らしたい人は試してみましょう。
振り感はそんなに変わらずに扱えます。
試打評価
石川遼選手はツアーAD GCの6SにキャロウェイのエリートXを挿して使っています。
この組み合わせで試打してみましたが、普通に打ちやすいのでびっくりしました。
もともとチーピン持ちなので、捕まりやすい高MOIヘッドが苦手な私。
逃げ顔のヘッドか、重心距離の遠いヘッドが好きなのですが、このエリートXとGCの組み合わせは別物でした。
手元が硬すぎず、中から先が綺麗に動いていくので切り返しからタイミングが取りやすい。
イヤに引っかかることないため、ドローヒッターでも扱いやすくなっています。
基本はフェードヒッターにおすすめの組み合わせなのですが、右プッシュのリスクを減らしたい人は「エリートX+GC」という組み合わせがおすすめ。
ピンだったらG440 MAXにツアーAD GCという組み合わせもいいです。
テイラーのQi35シリーズはMAXでも捕まりが弱いので、フェードヒッターには少々きつい組み合わせですね。
ツアーAD GCが合う人
- 純正シャフトが物足りない人
- チーピン減らしたいけど、ロースピンモデルのヘッドが苦手な人
- アイアンシャフトのモーダス110使っている人
- 高MOIヘッドに組み合わせたい人
純正シャフトが軟らかくて物足りない人はツアーAD GCを試してみましょう。
ちなみにスピーダーNXバイオレットの方が少しマイルドで走りやすくなっています。
(両者はよく比較されると思いますので覚えておきましょう)
捕まりを抑えるのにLS系のヘッドを使ってみたけど、「球が全然上がらない」という人は高MOIヘッドにツアーAD GCという組み合わせがおすすめ。
アイアンにモーダス110シャフトを挿している人はあまり違和感なくツアーAD GCを振れます。
振り感が統一されるので非常におすすめの組み合わせですね。
口コミまとめ
- 振りやすさや安定感はあるが、ぶっ飛ぶわけではない
- 初めて使うカスタムシャフトにおすすめ
- ツアーAD GPに比べると硬い
- 平均飛距離を上げてくれるシャフト
- トルクや振動数のわりに軟らかく感じる
全体的に高評価ですが、飛距離性能は抑えめに感じる人が多いです。
とはいえ、方向の安定性や振りやすさが抜群であり、スコアメイクにおいて強い味方になります。
*口コミ参考
マイキャディ
ツアーAD GCスペック
ツアーAD GC | |
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定価 | 46,200円 |
発売日 | 2024年9月6日 |
参考価格 | 27,500円~ |
シャフト重量 | 47~49g,54~59g,64~70g,73~76g |
フレックス | R2,R1,SR,S,X,TX |
トルク | 5.5/4.5/3.1/2.7 |
キックポイント | 中 |